その4「大学生時代」
師匠や親友などから温かな励ましを受ける中、はぎわら洋一は、一念発起し大学受験に挑戦、昭和48年、国士舘大学工学部に入学しました。しかしこの大学生活の4年間は本当に苦しいものでした。特別奨学生としてスタートを切ることができた、はぎわら青年でしたが、親には絶対迷惑をかけまい!とし、仕送りを断り、雨の日も風の日も毎朝、牛乳配達をして学費を稼ぎました。
授業、研究、アルバイト……。辛い現実にくじけそうになりながらも、毎朝、はぎわら青年が届ける牛乳を楽しみに待っている一人のおばあちゃんが「いつもありがとう!頑張ってね!」と毎日笑顔で励ましてくれました。毎日毎日笑顔で励ましてくれるおばあちゃん。そのおかげで勇気凛々と毎日を過ごすことができました。この学生時代の苦闘がはぎわら洋一の大きな原点となっています。